第一次世界大戦で使われていたブラウンデニム仕様のデニムジャケットのご紹介になります。
100年以上が経過した個体になり数ある軍物のジャケットの中でも中々目にすることが無いレアピースではないでしょうか。

縫製のピッチ目もこの年代らしい細かなピッチで縫製されています。
前身頃ボタン下センターで縫製されている個体で、他の物を見るとこの部分では縫製されていない物もございます。
縫製糸を見ると同じものが使われ且つセンターボタンの剣先がかぶせ縫いになっていますので当時同じモデルでも個体差があったのだと思われる興味深いディテールです。

ボタンは鉄製打ち込みボタンが採用されています。
コンデションは欠品部品も無くデニムの状態も良好で着用して頂けるコンデションを保っています。

ミリタリラバーの方はブルーデニムの物は目にすることがあると思われますがブラウンデニムとなると世界規模で考えても数枚現存するかという物になると思います。

プリミティブな佇まいはこの年代の軍物でしか味わえない雰囲気です。
今後買い付け不可能な物になると思いますので販売自体迷わせる個体でしたが、お正月にご紹介する事を決めましたのでコレクターの方は是非この機会にご検討下さい。