40年代頃のデニムカバーオールのご紹介です。
ブランドタグが欠損していますので詳しい詳細は不明になりますがディテール的にも40年代と判断しています。

フロントボタンは古い物に多い4つ掛けの鉄製の打ち込みボタンになり、袖も同ボタンが使われています。
襟は台襟が付く仕様になり縫製は二本針になります。

リアルワーカーが着込んでいたであろう爪痕が所々に残るカバーオールです。
ブランケットはグレー単色の物になり前立て下部にはブランドタグが付いていた跡も残ります。

近年ブランケット付きの古いデニムは評価も高く、ブランケットが入るデニムの色落ちも魅力の一つですね。
コンデションはリペアされている個所多数存在しインナーのブランケットも破れが見られます。
前立て下部にはオイル汚れやペンキ汚れも確認できます。

デニム自体はこちらで目立つ箇所をリペアし一度特殊な洗剤を用いてウォッシュしていますので
デニムの色落ちが無く着用の際も匂いや汚れなど気になりませんので清潔に着て頂けます。

細かな箇所にもリペアを施しましたのでこの状態で長年着用することも可能です。
戦争当時の物資統制の名残が垣間見れるカバーオールでジャストサイズで着て頂けるサイズ感だと思いますので今後もご紹介する機会が少ない逸品です。

リアルワーカーの雰囲気をそのままに残した個性のあるカバーオールです。
個体的にはダメージなどあり価格に反響されていますのでご参考にしてください。