1920年代頃のSPALDINGのセーターのご紹介です。
襟元はショールタイプのカラーになりますが、製品タグに1914年2月17日にPTDを取った記載があり、タグの中に題名と同じSTAR FIT COLLERの記載が盛り込まれているので当時スポルディングが他ブランドとディテールを差別化したかった表れだと思います。

その起業精神はSPALDINGブランドのスウェットなどにも受け継がれ、ポケットの形状やリブなど唯一無二のディテールになりビンテージラバーにも愛されるSPORTINGブランドとなったのですね。
首元のショール部分は他ブランドのショールカラーと特筆する違いはございませんがショールをコンパクトにする際のネック部分のボタンが2段になっており首の根元までフィットするような工夫を施してあるのだと思います。
タグもSPALDING BARNARD QUALITYと言う初見のタグが付属されています。

コンデションは肩後部分にリペア跡がございますので画像にてご確認下さい。
SPALDINGブランドの歴史の中でも価値ある逸品ですのでコレクションとしてもお勧めいたします。